ジチテン

想定問答

読み:そうていもんどう

別名:想定問
意味

想定問答とは、議会答弁や記者対応、上司への説明などに備え、問われそうな質問と答弁案をあらかじめ問答形式でまとめた庁内資料を指す。

議会や記者会見、幹部レクの前に担当課が必ず作る「想定問答」とは、何のための資料か。想定問答は、本番で問われそうな質問を事前に洗い出し、それぞれに対する答弁案や説明案を問答形式で並べた内部資料である。議会の一般質問予算審査や、首長の記者会見、上司への説明(レク)の場面で用意され、答弁する側が論点を漏らさず一貫した受け答えをできるようにする。作成にあたっては、過去の質問や報道、議員・記者の関心事から問いを予想し、所管の事実関係・数値・経緯を答弁案に落とし込む。複数課にまたがる案件では主管課が各課から答弁案を集約し、表現や数字の整合を取る。本番で想定外の質問が出た場合に備え、答えにくい論点ほど踏み込んだ問答を用意しておくのが実務の勘所である。

想定問答の作り方と使われ方

想定問答は、本番で答弁・説明する者が論点を取りこぼさないための準備資料であり、問いと答えを一対にした問答形式で記述する。議会対応では、提出議案や一般質問通告を起点に、論点ごとに「問」と「答」を並べ、根拠法令・条番号・予算額・経緯などの事実を答弁案に織り込む。複数の部局が関係する案件では、主管課が各課に問答案の作成を依頼し、これを集約して数値や表現の食い違いを調整する。本番では、答弁者がこの問答を手元に置き、実際の質問に応じて該当する答弁案を引きながら受け答えする。答えにくい論点や批判が予想される点ほど、あえて厳しい問いを立てて答弁案を練り込むのが定石であり、想定問答の精度がそのまま答弁の安定度を左右する。

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