意味
主食費とは、保育所等の給食にかかる食材費のうち、ごはん・パン・麺などの主食に相当する費用をいう。
保育所の給食費を保護者が払うのか公費で賄うのかを考えるとき、食材費は主食費と副食費に分けて扱われる。2019年(令和元年)の幼児教育・保育の無償化で保育料は無償となったが、食材費は無償化の対象外とされ、引き続き保護者が実費を負担する整理となった。このうち主食費は無償化以前から3歳以上児で実費徴収するのが一般的だったため、無償化による変更は基本的にない。一方、おかず・おやつにあたる副食費は、年収360万円未満相当の世帯や第3子以降の児童などで免除される仕組みが設けられた。市町村は給食の提供方法(主食を持参させるか園が用意するか)や徴収方法を定め、低所得世帯への補助を上乗せする例もある。
無償化と食材費の実費徴収
主食費を理解する上で重要なのは、保育料と食材費の区別である。2019年10月の幼児教育・保育の無償化は保育料を対象としたものであり、給食の食材費(主食費・副食費)は「在宅で子育てする場合も生じる費用」であることを理由に無償化の対象から外され、保護者の実費負担として残された。3歳以上児について、主食費はもともと施設による実費徴収が一般的で、無償化前後で扱いに大きな変化はなかった。これに対し副食費は、それまで保育料に含めて徴収されていたものが切り出され実費徴収に移行したため、年収360万円未満相当世帯や第3子以降などの免除措置が新たに設けられた。3歳未満児(0〜2歳児)は主食費・副食費とも保育料に含めて扱われ、住民税非課税世帯は保育料自体が無償である。市町村のなかには独自に主食費・副食費を補助し、実質的な負担を軽減する例もある。
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