意味
惜敗率とは、小選挙区において、当選者の得票数に対する落選した候補者自身の得票数の割合をいう。
衆議院議員総選挙で重複立候補者を比例名簿の同一順位に並べたとき、誰から先に復活当選させるかを決める必要がある。その指標が惜敗率で、小選挙区で落選した候補者の得票数を、その選挙区の当選者の得票数で割った値(百分率)として算出される。当選者にどれだけ迫ったかを表し、値が大きいほど僅差で惜敗したことを意味する。
比例名簿の同一順位に並んだ重複立候補者のうち、惜敗率の高い者から順に比例代表の議席が割り当てられる(公職選挙法第95条の2第5項)。重複立候補と復活当選の仕組みに不可分の概念であり、小選挙区で大差で敗れた候補者ほど惜敗率が低く復活当選しにくい。地方選挙は比例代表制を採らないため、惜敗率が用いられるのは衆議院議員総選挙に限られる。
ご意見箱(匿名でひとことから投稿できます)