意味
密度補正とは、基準財政需要額の算定において、測定単位あたりの人口密度や対象の集中度の違いによる行政経費の差を反映させる補正係数をいう。
基準財政需要額は測定単位に単位費用を乗じて求めるが、同じ測定単位でも密度が高い団体と低い団体では一単位あたりの経費が異なる。この実情を反映するために用いられる補正係数の一つが密度補正であり、人口密度や面積あたりの対象数に応じて単位費用を割り増し、あるいは割り引く。たとえば人口が希薄で対象が散在する地域では、道路や保健衛生などの行政サービスを提供する一単位あたりの費用がかさむため、密度補正によって需要額が積み増される。逆に対象が密集して効率的に処理できる費目では割り引かれることもある。補正係数には段階補正、密度補正、態容補正、寒冷補正などの種類があり、それぞれが測定単位に乗じる単位費用を実態に近づける役割を担う。密度補正は規模の経済が働きにくい過疎地や広域団体の需要を適切に拾う点で、財源保障の精度を支える要素となる。
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