文化庁とは、文部科学省の外局として置かれる行政機関であり、文化芸術の振興、文化財の保護と活用、著作権制度、宗教法人に関する事務などを所管する。
埋蔵文化財の取扱いや指定文化財の管理に携わる自治体にとって、文化庁は文化財行政の制度を定める相手である。文化庁は、文部科学省の外局として文化芸術の振興と文化財の保護・活用を所管し、著作権制度や宗教法人に関する事務も担う。1968年に文部省の外局として設置され、2001年の中央省庁再編で文部科学省の外局となった。文化財保護法に基づく国指定の文化財の指定・管理や、開発に先立つ埋蔵文化財の取扱いでは、都道府県・市町村の教育委員会が事務を担い、文化庁が制度の枠組みと国費補助を所管する。2023年には京都へ主要な機能を移転し、地域の文化資源の活用にも力点を置く。自治体の文化財・文化振興担当にとって、文化庁は指定・補助・許認可の制度で連携する相手になる。
自治体との接点(文化財保護と教育委員会の事務)
文化庁と自治体の主たる接点は、文化財保護法に基づく文化財行政にある。国宝・重要文化財・史跡名勝天然記念物などの国指定文化財は文化庁が指定するが、その日常的な管理や活用、現状変更の許可に関する事務には、都道府県・市町村の教育委員会が深く関わる。とりわけ開発事業に先立つ埋蔵文化財の取扱いでは、市町村・都道府県の教育委員会が試掘調査や発掘調査の事務を担い、文化財保護法に基づく届出・通知の窓口となる。文化庁は、これらの制度の枠組みを定め、調査や保存・修理に対する国費補助を所管する立場にある。2023年には主要な機能を京都へ移転し、地域の文化資源を観光や地域振興に活かす取組みも進めている。自治体の文化財・文化振興担当にとって、文化庁は指定・許認可・補助の制度で日常的に連携する相手である。
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